2013年12月9日月曜日

LILIES終幕

こんにちわ。八期生の仲原です。

昨日、無事にLILIESの幕を降ろすことができました。御来場いただいたお客様、支えていただいた皆様に心から感謝申しあげます。
ありがとうございました。


チームの垣根をこえて、全劇団員でのぞんだ公演でした。この愛と魂の戯曲に、みんなで寄り添い愛した公演でした。

今回記者会見や、青山でのイベントなどで、
「この作品はチームをこえて、劇団をあげて取り組まなければならない作品だ」

と言わせてもらいました。


みんなで、ひとつに心よせてより高みを目指す。今こそこの魂が必要なんじゃないかと強く感じるんです。
正直どこまで、できたかなんてわかりません。その答えがでるのは、次のLILIESの再演の時なのかもしれません。。。

でも、この魂をもち続けていれば次にやるときにはさらにさらに、深められるんじゃないかと思います。僕らもこの魂を伝えいかなければ。



最後に、見届けていただき本当にありがとうございました。


またいつかLILIESの世界で。

















八期生   仲原裕之

2013年12月8日日曜日

感謝。

無事に終わりました。
ただただ感謝、感謝です。
ありがとうございました。




セバスティアヌス老シモン笠原です。

こんにちは、セバスティアヌス老シモン笠原です。

ついにやってまいりましたLILIES千秋楽!!

今年の締めくくりです。

あなたは僕の愛……
初めての  そして永遠の愛

始まる前の楽屋より、皆さんに愛を込めて

素敵な締めくくりになれますように







2013年12月6日金曜日

【LILIES公演情報】当日券の販売に関して

7日(土)13時・18時
8日(日)13時

の当日券の販売は、各開演時間の1時間前より受付開始となります。

倉本徹です。

どーも、倉本徹です。

いよいよ、千秋楽シリーズ先陣を斬って本日Erigoneチームが楽日なのです…。


この公演、6公演だったのですが、一つ一つが充実した公演だったとおもいます。
改めて、脚本の力を実感しました。

今日も、そしてこれからもティリー伯爵夫人に誓った通り、

自分の役を演じきりたいと想います!


此からも、スタジオライフをよろしくお願いします。
次は愉しい芝居がやりたいなぁ~。

倉本でした。


2013年12月5日木曜日

フィナーレの序曲

ついに終わる。。。

そんな空気が劇場に満ち始めてます。

はい。曽世海司です。

稽古をして、本番を迎えて、日々を過ごす。
いつも通りの行程を辿っているはずなのに、何か少し、特別なものが去っていくような感覚。

遠くカナダの、何十年も前の出来事を描いた作品なのに、やはり『LILIES』は僕たちの心を捕らえて離しません。

熱量が、ハンパない。

厳格なカソリックの世界で、苦悩する魂。
現代日本で、しかも演劇の中でそこを描くには莫大な熱情を必要とします。
シモンやヴァリエが心に抱えていたであろう炎を凌駕するくらいのエネルギー。

それは舞台の中に充満し、お客様に伝わり、それこそ倍返しで舞台の僕らに戻ってくる。
それが何度も繰り返されるうちに、物語は必然、ハンパない熱量を抱えてクライマックスへと激走してゆく。

やればやるほど、凄まじい作品だと思わされます。
そして「実にスタジオライフらしい作品」と沢山の方々に言って頂けます。

やはり、特別な作品。
新美術、新演出、そして新キャストも相まって、今回はさらに特別感が増したかもしれませんね。

僕自身、揺さぶられるビロドー司教と、揺さぶる側のリディアンヌという二つの境地を同時期に楽しめたこと、実に贅沢な時間でした。
この違い、ホント皆さんにも味わって頂きたい。
「えーーー!こんなに違うのっ!!」ってビックリしちゃいますよ。

セバスとマルケに跨がり、沢山の人たちと時間を共有できて、はい、とても幸せでした。

そして。
残りわずかなステージに、それぞれ向かいます。
久保くんは、一足先にラストを迎えました。
またひとつ、またひとつと、終わってゆく日々が始まります。

僕ら皆、己が炎でこの『LILIES』を焼き尽くす勢いで、最後の一瞬まで生き抜きます。

どうぞ、その姿を思い描いて頂いたり、目撃なさったりして下さい!


写真は、開演前の客席を撮ったら素敵な逆光だったので、セバスの人々を写してみました。



 

12月3日

牧島です!
Lilies2013も残り4日。
マルケリアヌスも残り3ステージ。
3日もやっぱりドキドキの公演でした。

Liliesという作品。
8ステージを終えてみて、改めて思うのですが、

毎回ホントに違う。

勿論、芝居を進行する上での約束事、段取り等は決まっていますが、
それ以外はほぼ生の感覚です。

事前に「こうやろう、こう言おう」
とか考えてやっていることはほぼ皆無で。

ほぼ全ての言葉、仕草、表情が、
その日、その公演の中で生まれます。

相手役との関係で、その瞬間瞬間で生まれる気持ちは毎回違うものです。
同じように見えても誤差があったり、あるいは全く違う想いが湧き上がったりもするのです。

それを信じて、その時その時生まれた想い言葉を乗せていく。
そこからまた新しい想いが生まれてくる。

全く同じ台本を演じていながら、
実は僕らは毎日違う世界を生きていたりするのです。

終演後、フレッシュの千葉が

「今日何か、全然違いましたよね?
なんか違和感ってゆーか…僕のことじゃなくて、全体がってことなんですけど」

とちょっと興奮気味に話していました。

「うん、なんだろう、違ったね。でも、何が違うんだろうね(笑)」

ちょっと意味深に答える海司さん。

「う~ん、なんなんだろう…」

千葉は頭を捻っていたけど、僕にはなんとなく解る気がした。

実は、この日だけじゃなく、
毎回違っていた。
ただ、千葉がそのことに気がついたのが、3日だったんじゃないか。

ずっと必死にビロドーを演じてきて、きっとなかなか全体を見渡せる余裕もない状態だったハズ。
入団して半年だもん、それが当たり前。

でも、千葉は気がついた。
すごいことだと思う。

僕は

「そう?何か違うことあったかな?(笑)」

と答える。

千葉はまた、頭を捻った。